驚異のスピーカーシステム Audio Machina The PURE System (その4)

ThePureSystemMain



【画像をクリックすると拡大】






 このピュアシステムを作ったのは、米国のカール・シューマン氏。
ひたすら位相重視の設計手法だそうです。
社員はシューマン氏ほか一名。
 シューマン氏のお父さんが射撃競技用超高級拳銃の銃身製作会社
を経営。
この超精密級の工作機械を使って、無垢の航空レベルアルミを削り
5個の箱パーツを製作。組み立ては箱の前後を10トンの圧力で
結合。超々頑強な筐体のできあがりというわけです。

 しかしこれだけ内容積が小さくて密閉型というわけですから、
スピーカーユニットが前後に自由に動けるのかと疑問に思いつつも、
目の前の音を聴くと・・・・う〜ん・・・素晴らしいとしか言いようが
ありません。
 たぶん私がマネをして、同じような箱を作ったとしても、音が
出ないでしょう。
この辺のノウハウを知りたいところです。

 先日、日本初の購入者が出たそうですが、それは同時に世界初の
ユーザー(購入者)でもあったようです。
世界に先駆けて、日本でゼファンが販売したと聞きました。
 ゼファン担当者のこのピュアシステムへの思い入れと、熱意が
感じられます。

 シューマン氏がその製作スキルを認めた社員と二人でこれを
作っていますので、とても大量生産できるものではなく、発注して
から納品までは待って頂く必要がある旨のアナウンスがゼファン
からありました。

 シューマン氏がフォステクスのスピーカーユニットを選んだ理由。
まずカタログで希望特性と合致したものを捜し、実際に鳴らして
その優秀性を確認して選定したとのことでした。
 フォステクスのユニットは、他社に比較して特性・性能とも
素晴らしいとの感想だったようです。
私が自作用にフォステクスを選んだのは長岡鉄男氏の影響ですが、
スーパーツィターは私が自分で音を聴いて選んだものです。
世界的にみても日本製のユニットがトップレベルにあるというのは、
嬉しことです。
                            (終り)