奇跡のスピーカーケーブル ミラクルケーブル(miracle cable) (その1)
スピーカーケーブルもピンからキリまであるが、ここでは最新技術を
駆使して製作されたミラクルケーブルについて述べる。
スピーカーケーブルで有名なのは、MITやカルダス、ワイヤーワールド、
トランスペアレント、日本ではPADも人気が高い。
最近は中国のメーカーも伸張著しいものがある。
いずれにしても、上記メーカーのトップクラスのグレードに
なれば、2mで100万円以上の費用を覚悟せねばならない。
たかがケーブル、されどケーブルで、高性能なオーディオ機器を使う
ほどケーブルの性能が如実に表れるのも、また事実である。
私はできる限り各メーカーの最高級SPケーブルを聴いた上で、
次点のケーブルを聴き比べ、費用も勘案しPADのビーナスタス
(VENUSTAS)を選択した。
最上位のドミナスは直輸入でも100万円を超すが、ビーナスタスなら
20万円前後である。音質も欲を言えばきりがないので、我慢できる
ところで妥協した。
MITのオラクルV2.1クラスなら別世界の低域が味わえる。が、
高価で手が出ない。
実際ビーナスタスでも私がそれまで使っていた、いかなるSP
ケーブルよりも高域、低域とも伸長し、中域も充実したものだった。
最近、ヤフーオークションで「14日間試聴して、現状使っている
SPケーブルに音質で負けたら返品可能」と銘打っての出品者がいた。
22万円を75%引きの55,000円を希望落札価格としていた。
本当に返金してくれるのか質問すると、確かに返金するとの回答だった。
半信半疑で落札した。送られてきたのは直径4mm程の貧弱なコードたっだ。
PADのビーナスタスは40mm以上ある。
オークションの写真で確認していたとはいえ、「何だこりゃ?」との
思いが先立ってしまった。それでもまあ、1週間くらいは試聴しようと
PADをミラクルケーブルに取替えた。
音出しして1日目はあまりさえない、ご多分にもれずバーインが終わって
いない音質だった。出品者によるとバーイン時間は300時間以上必要との
説明を受けていたが、それでは半年以上かかるよね!と思いつつも、
外出する時はPADのエンハンサーCDをかけて、いつも通電するように
心がけた。
2日目から、俄然良くなった。低域の力強さが増している。
4日もするとPADを超えていた。
素晴らしい、高・中・低域のバランス、特に低域の厚みはオラクルV2.1と
同等ではないか。
SONYのSCD-DR1とTA-DR1は、こんなに迫力のある低域を送り出していたのか。
高SN比、かつ情報量、透明感はV2.1を超えている。
信じられない。この貧弱なケーブルのどこにそんなパワーが秘められて
いるのか。

(続く)
駆使して製作されたミラクルケーブルについて述べる。
スピーカーケーブルで有名なのは、MITやカルダス、ワイヤーワールド、
トランスペアレント、日本ではPADも人気が高い。
最近は中国のメーカーも伸張著しいものがある。
いずれにしても、上記メーカーのトップクラスのグレードに
なれば、2mで100万円以上の費用を覚悟せねばならない。
たかがケーブル、されどケーブルで、高性能なオーディオ機器を使う
ほどケーブルの性能が如実に表れるのも、また事実である。
私はできる限り各メーカーの最高級SPケーブルを聴いた上で、
次点のケーブルを聴き比べ、費用も勘案しPADのビーナスタス
(VENUSTAS)を選択した。
最上位のドミナスは直輸入でも100万円を超すが、ビーナスタスなら
20万円前後である。音質も欲を言えばきりがないので、我慢できる
ところで妥協した。
MITのオラクルV2.1クラスなら別世界の低域が味わえる。が、
高価で手が出ない。
実際ビーナスタスでも私がそれまで使っていた、いかなるSP
ケーブルよりも高域、低域とも伸長し、中域も充実したものだった。
最近、ヤフーオークションで「14日間試聴して、現状使っている
SPケーブルに音質で負けたら返品可能」と銘打っての出品者がいた。
22万円を75%引きの55,000円を希望落札価格としていた。
本当に返金してくれるのか質問すると、確かに返金するとの回答だった。
半信半疑で落札した。送られてきたのは直径4mm程の貧弱なコードたっだ。
PADのビーナスタスは40mm以上ある。
オークションの写真で確認していたとはいえ、「何だこりゃ?」との
思いが先立ってしまった。それでもまあ、1週間くらいは試聴しようと
PADをミラクルケーブルに取替えた。
音出しして1日目はあまりさえない、ご多分にもれずバーインが終わって
いない音質だった。出品者によるとバーイン時間は300時間以上必要との
説明を受けていたが、それでは半年以上かかるよね!と思いつつも、
外出する時はPADのエンハンサーCDをかけて、いつも通電するように
心がけた。
2日目から、俄然良くなった。低域の力強さが増している。
4日もするとPADを超えていた。
素晴らしい、高・中・低域のバランス、特に低域の厚みはオラクルV2.1と
同等ではないか。
SONYのSCD-DR1とTA-DR1は、こんなに迫力のある低域を送り出していたのか。
高SN比、かつ情報量、透明感はV2.1を超えている。
信じられない。この貧弱なケーブルのどこにそんなパワーが秘められて
いるのか。
(続く)